春菊の上手な活用

 

美味しい鍋料理を楽しみ、健康効果もしっかり得るために、上手な春菊の見分け方を知っておきたいものです。

 

まずは、葉の色が鮮やかで濃く、葉の先までシャキッっとしたものを選びましょう。色あせて黄色みをおびてきたものは鮮度が落ちている証拠ですから、そういったものは避けてください。茎の部分はあまり太すぎずに、やや細いくらいの方が実は柔らかくて美味しいのです。ただし、茎もしっかり張りがあって、葉が下のほうまでよくついているものがベストです。

 

大葉春菊の場合は、葉のギザギザが浅くで、葉が幅広い方が苦味や香りが穏やかな傾向があります。切れ込みが深いと風味が強くなります。これは好みで選ぶようにしてください。

 

保存方法についてですが、春菊は何より乾燥しないように気をつけてください。保存の際は湿った新聞紙などで包んで、更にビニール袋に入れて冷蔵庫に入れてください。他の葉野菜も同様なのですが、寝かせて保存すると、上に伸びようとするので、茎が曲がりやすくなるので、できるだけ立てて保存するようにしてください。

 

冷凍保存も可能です。その際は、あらかじめ熱湯(塩を入れた)でさっと固めに下茹でして、それを冷水におとし、水気をしっかり切って、更に小分けしてラップに包んで冷凍してください。和え物やおひたしなどに使う時は自然解凍させますが、みそ汁などなら凍ったままでも大丈夫です。